施餓鬼の起源は、お釈迦さまの十大弟子の一人である阿難(あなん)尊者の前に餓鬼が現れ、「お前の命は、あと3日だ。その後は、餓鬼の世界に来る」といわれました。阿難尊者は、お釈迦さまに相談に行くと、「餓鬼に対して沢山の食物をお供えし、廻向しなさい。」と言われ、お釈迦さまに言われたとおりにすると、短命を免れることができたと伝えられています。
餓鬼にお供えをしまた無縁仏やすべての霊を供養すると、その供養がご先祖さまに届きます。
当院では、8月16日の午前10時から施餓鬼会を執行いたします。
花まつりとは、お釈迦様のお誕生をお祝いする行事です。この日、花で飾った小さなお堂(花御堂(はなみどう)がお飾りされます。お釈迦様の小さな仏像を中にまつり、甘茶を誕生仏に灌ぎます。
花御堂はお釈迦さまが生まれたところルンピニ園の花園を表しています。
滝野の光明寺と言うと、「花はじめ」という行事が有名で、かつては、近隣の方はもとより姫路、明石、加古川、大阪方面から花はじめの行事にお参りに来られていました。「花はじめ」というのは、昨年の5月3日以降に49日を迎えらた仏様を御供養する行事です。この行事は、播磨地方独特であると思われます。
この日、遍照院所蔵の国の重要文化財「銅造如来坐像」がご開帳されます。年に一度の御開帳です。
献燈籠のお勧め
燈明の智慧の光によって、我々の心の闇を隈なく照らし、また、ご先祖様にお供えすることによって
菩提を弔い、或いは家内安全、病気平癒、商売繁盛等の様々な願い事を込めて、献燈されることをお
勧めいたします。燈籠は、遍照院ご宝前に永代にお供え申し上げます。
・ご奉納は、個人、団体のいずれにおいてもお受けいたします。
・燈籠銘版に、奉納される方のご芳名と祈願、回向の趣旨を謹刻いたします。
奉納ご希望の方は、遍照院までお尋ねください。